町工場から出る端材の現状とアップサイクルの可能性をシェアするイベント、LIFE CYCLE MARKETに参加しました。先週末、無印良品アルパーク店で開催しました。素材の背景について来場者に興味を持ってもらえる空間となっていました。
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デザイン事例:ヒバリングス/ヤマヅミ |
仕掛け人の児玉ゴムさんと平岡工業さんが、出展者との掛け合いの声をマイクに乗せて紹介。アップサイクルについての未来を紐解く対話が、往来に向けてのメッセージにもなり、風通しのいいイベントになっていました。テレビ取材で話題になったのは、八橋装院さんが取り組むRE:BALLプロジェクトを応用した、児玉ゴムさんの企画「JTサンダース選手の廃棄ボールから作るポーチケース」でした。11名の選手のサイン付きです。使い込まれたボールとして使用できなくなった素材が、高い縫製技術でアップサイクルされ蘇る商品ストーリーは、まさに児玉さんがこのイベントで発信したいこと。商品の魅力を通じて、町工場の端材の状況も伝えられる機会です。傷だらけの表面を「汚い」とは言わず「ビンテージ」と呼ぶ声が上がっているのも、時代の追い風を感じます。
LIFE CYCLE MARKET初開催の今回は、広島が被爆80年でもあることから、「被曝復興とアップサイクル」~余白のちから:アップサイクルで守る命と地球~がテーマ。被曝樹木の剪定枝材の商品化で普及活動をされているSakuroさんは、三篠神社の剪定枝を使ったキーホルダーづくりワークショップを開催。金箔・真鍮箔内装材を世界中に提供されている歴清社さんは、被曝後のバラックの中心地となった場所に関わる背景があります。バラックが雨漏りする問題に対し、被爆から残ったコールタールを工夫して復旧したことは、聞いた皆さんの心に残るストーリーです。復興時の力をアップサイクルの視点で再編集した展示も力作でした。今後のイベント成長にも期待です。
広島市中区の西の端、天満川を望むビルの3階にあるデザインスタジオCENSA inc.は、ストア「多と美/TATOBI」を併設しています。自社メーカーブランドSukima.giftのツミキやモビール、将棋などをお買い求めいただけるスペースになります。また、製造するファクトリーでもあり、ワークショップを行うスペースもあります。
広島電鉄 十日市駅から西へ。モスバーガーブロックのひとつ南のブロック「吉村ビル」3階です。
広島市中区榎町(西十日市)
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私たちは、他との違い(差)こそが新しい価値の源泉であると信じています。一人ひとりの個性や文化という背景の「差」を、デザインとテクノロジーで面白さと心地よさへと変換し、社会に実装します。それは、画一的な正解を求めるのではなく、多様な個性がそのまま強みになる社会を創るための挑戦です。
差が認められ、活かされることで、誰もが自分らしく笑える平和な世界を目指します。エシカルで心地よい選択が、家族の暮らしを楽しくし、文化が新しい形で残り続ける。そんな心の充足と文化の継承が共存する社会を、私たちの創造力で実現します。
違いを排除するのではなく、新しい価値を生む宝として愛する。個性や伝統の境界線から、日常を鮮やかにする面白さを見つけ出します。
理解できないことは、排除するのではなく分解し重なりを探ることが第一歩です。
「正しい」だけでなく「心が動く」ものを。好奇心を刺激する「面白さ」と、心に馴染む「心地よさ」。その両立を誠実に追求し、家族の日常がより豊かに、鮮やかになるプロダクトやサービスを通じて、消費を未来の幸せへの投資に変えていきます。
「ないもの」を創るため、まずは自分たちが作り手として実験・実践します。そのプロセスは常に誠実かつ持続可能(エシカル)であり、得た知見は社会や次のお客さまへ惜しみなく還元します。
私たちがつくるものが、家族の会話を増やし、文化を守り、関わるすべての人を「ご機嫌」にする。身近な幸せから、平和な社会を広げていきます。